浄水場(じょうすいじょう)のしくみ

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帯広の水っておいしいね!

水道水はどうやって作られているのかな?


みんなが飲んだり使ったりする水は、浄水場で作っているんだよ!

水が作られ、学校や家庭などに届くまでのしくみを見てみよう!

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はじめに

帯広市の水道水は、札内川(さつないがわ)の水から作られています。

札内川は、ゆたかな自然にかこまれた札内川ダムから流れてきています。

①取水口(しゅすいこう)

川底にうめられた穴のあいた管で伏流水(ふくりゅうすい)を取ります。

伏流水とは、川の底の砂利の間を流れている水のことで、川の表面よりきれいな水です。

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②着水井(ちゃくすいせい)

原水(げんすい)(=浄水する前の水)を取る量や水位を調整します。

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③薬品混和池(やくひんこんわち)

ゴミをかため、味をまろやかにするために2つの薬品を加え、水をすばやく混ぜ合わせます。

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④フロック形成池(けいせいち)

フロキュレーターという大きな羽で混ぜ合わせ、小さなにごりのかたまり「フロック」を作ります。

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⑤沈殿池(ちんでんち)

フロックを傾斜板(けいしゃばん)でしずめた後、汚泥(おでい)かきよせ機で集めて取りのぞきます。

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⑥急速ろ過池(きゅうそくろかち)

沈殿池ではしずまなかった小さなごみを、細かい砂利と砂に通して、きれいにします。

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⑦消毒(しょうどく)

安全な水にするため、塩素を入れて消毒します。これで飲める水の完成です。

⑧配水池(はいすいち)

じゅうぶんな量の水を安定して送るためにたくわえます。冬でもこおらないように地面の下にあります。

稲田浄水場では、約1万トン(=学校のプール25個分)の水をためています。

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⑨配水ポンプ

こうして作られた水は、ポンプを使って家庭や学校などに送られます。


浄水場のしくみについてわかったかな?

つぎは、下水処理場(げすいしょりじょう)のしくみを見てみよう!

お問い合わせ先

帯広市上下水道部経営室総務課庶務係

  • 電話 0155-65-4211
  • FAX 0155-23-0165
  • 受付時間 平日8時45分~17時30分