令和6年能登半島地震では、上下水道施設に甚大な被害が発生し、特に浄水場や下水処理場およびそれらに直結した管路など、被災すると広範囲かつ長期的に影響を及ぼす上下水道の「急所施設」の耐震化が未実施であったことなどにより復旧が長期化しました。
更には、災害時においても従来どおり水の使用を可能とするためには、水道と下水道の両方の機能を確保することが重要であり「避難所等の重要施設に接続する上下水道管路」の耐震化を計画的・重点的に進める必要があります。
こうしたことから、国から災害に強く持続可能な上下水道施設の構築に向けて、上下水道一体で耐震化を推進するため、上下水道耐震化計画の策定を求められました。
これを受けて、帯広市では令和7年度から令和11年度までの5年間を計画期間とする「帯広市上下水道耐震化計画」を令和7年1月に策定しました。
|
目 標 |
急所施設※1
|
上水道事業 |
今後概ね5年間で中島配水池への送水管の耐震化完了を目指す。 |
|
簡易水道事業 |
今後概ね30年間で浄水場などの耐震化完了を目指す。 今後5年間では、十勝中部広域水道企業団からの受水切替に向けた川西浄水場への送水管整備を進める。 |
※1...その施設が機能を失えば上下水道施設全体が機能を失う最重要施設。
(上水道事業・簡易水道事業:取水施設、導水管、浄水施設、送水管、配水池、ポンプ所)
(下水道事業:対象施設なし)
避難所等の重要施設※2に接続する上下水道管路等※3
|
上水道事業 ・下水道事業 |
今後概ね10年間で上下水道管路等の耐震化完了を目指す。 今後5年間では救急告示病院に接続する上下水道管路等の耐震化を完了させるほか、指定避難所や防災関係機関等に接続する上下水道管路等の耐震化を進める。 |
|
簡易水道事業 |
今後概ね30年間で水道管路の耐震化完了を目指す。 今後5年間では指定避難所に接続する水道管路の耐震化を進める。 |
※2...帯広市地域防災計画で位置付けられている施設のうち、災害時においても上下水道機能の確保が必要な指定避難所や医療機関、防災関係機関等(87施設)
※3...水道については、配水池から重要施設までの配水本管及び配水支管。下水道については、重要施設から十勝川浄化センターとの接続地点までの下水道管路

上下水道ビジョンでは、基本理念として「未来につなぐ信頼される上下水道」を掲げ「安全」「強靭」「持続」の3つを目指すべき方向性としているところですが、今後、人口減少の進行等による水需要の減少と水道料金・下水道使用料収入の減少、施設の老朽化に伴う更新費用の増大など厳しい経営環境が予想される中、将来にわたり上下水道事業を安定的に継続するためには、不断の改善への取り組みが必要です。
上下水道ビジョンの目指すべき方向性である「安全」や「強靭」を確保したうえで、長期的視点に立ち、健全かつ安定的な運営を「持続」するための具体的な取り組みを推進することを目的として「おびひろ上下水道事業経営改善プラン」を策定しましたので公表するものです。
本プランは、上下水道ビジョンの基本理念を実現するために掲げた3つの視点である「安全」「強靭」「持続」のうち、主に「持続」に重点を置き、長期的に健全かつ安定した経営を持続するための行動計画として策定するものです。
(令和7年12月一部改訂)
(令和3年1月一部改訂)
市民生活や経済活動に必要不可欠なライフラインである上下水道の機能を次世代につないでいくため、上下水道事業の将来の方向性を示す基本的な指針として、現ビジョンの計画期間の終了に併せ、新たに2020(令和2)年度から2029(令和11)年度までの10年間を計画期間とする「おびひろ上下水道ビジョン」(2020-2029)を策定しましたので公表するものです。
本ビジョンは、上下水道に関する分野計画として「第七期帯広市総合計画」に即するとともに、国が公営企業に求めている中長期的な経営の基本計画である「経営戦略」を盛り込んでいます。
令和2年12月に水道料金が改定されたことなどにより、水道料金表や収支見通し等を見直したことから、令和3年1月にビジョンを一部改訂しました。
また、令和7年に上下水道料金等の検証に伴い、上下水道料金収入見込みや収支見通し等を見直したことから、令和7年12月にビジョンを一部改訂しました。
帯広市上下水道部経営室総務課財務係
- 電話 0155-65-4212
- FAX 0155-23-0165
- 受付時間 平日8時45分~17時30分